こだわりキッチン+無印良品と、広い土間+無垢のフローリング

家族みんなで楽しめる、広い空間を作りたかったというお施主様。洋室とリビングを仕切る壁には、大きな開口をつくり、敢えて引き戸やガラス窓をつけずに開放的に。玄関には土間を作り、野球をやっているご長男と、素振りができるようにホームペースも埋め込んでいます。

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面積 65平米 設計料
築年数 昭和53年築 施工費
施工期間 2ヶ月    

弊社でお部屋を探された方の紹介で、お問い合わせいただいたY様。結婚してからずっと賃貸にお住まいでしたが、お子さんの成長を見据えて、広めのお部屋への引っ越しをご検討されていました。

いずれは購入し、自分たち好みの内装にリノベーションしたいという夢をお持ちだったとか。

もともとリノベーションに興味があり、雑誌やインターネットを見たりして、大まかなイメージをお持ちでしたので、弊社でお手伝いさせていただいたのは、イメージをより具体的にするためのステップをお伝えし、実行していくこと。

いいと思える物件が出た時に先に進めるかどうかの判断がすぐにできるように、広さや部屋の形など、エリア以外の条件がイメージしている物件に似た物件を内覧して、どういったことができるのか、またはできないのか、イメージ通りのリノベーションを行うと、一体どれくらいの費用が掛かるのかなどを、概算ではありますが、予め把握しておくことに。

こういう時は、物件探しや内覧の手配に慣れた、不動産会社の腕の見せ所。

結果として、「このシミュレーションがあったから、リノベーションの打ち合わせもスムーズに、引渡し後も無駄な期間が空かずに、効率よく進められた」と、おっしゃっていただきました。

お部屋のコンセプトは、どこでも家族4人が集まって楽しめる、見通しの良い広々とした空間。

玄関は、元々あった玄関脇の洋室と合わせて、4.87帖の土間にしました。壁一面に古材で引き戸を作り収納スペースにしています。土間は自転車置き場でもあり、作業場でもあり、ご長男の素振りの練習場でもあります。きちんとイメージして素振りができるように、ホームベースも埋め込みました。

廊下右のドアを開けると洗面室に。洗面室にもこだわりが。流しは、実験用シンク。横に広い長方形で、少し丸みを帯びたフォルムと陶器の質感が、柔らかい印象に。洗面台は、オークの無垢材で造作。

さて、室内ドアを開け、リビング・ダイニング・キッチンと洋室へ。

バルコニーに面していた洋室と和室の2間と、クローズドだったキッチンをくっつけ、オープンタイプのキッチン+リビング・ダイニングにし、元々のリビング・ダイニングの位置に壁を造り、洋室に変更。

床材は、オーク無塗装の無フローリング。マンションの規約にある遮音等級LL-45を満たすため、遮音マットを敷いています。室内ドアは、開き戸、引き戸すべてをラーチ合板で手作り。床材の荒々しさに合わせました。

キッチンは、ステンレスの手作り品とIKEAの既製品の合作。キッチンのバックセットは、無印良品の食器棚をベースに、モルタルの棚を造りました。木とモルタルの手触りの異なる組み合わせですが、色合いが引き締まりました。

リビングダイニングと洋室を仕切る壁は、大きな開口をタモの集成材で囲いました。

ガラス窓を取り付けることも考えましたが、敢えて何もつけないことで、洋室とリビングに一体感が生まれ、空間もより開放的になるという事で、そのままに。たまに腰かけて、お子さんに絵本を読んであげたりしているようです。

洋室は、将来的に2間に分けられるように、入口を2ヶ所設置しています。廊下への開口となるため、邪魔にならないように引き戸にするといった工夫もしています。

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