カフェをイメージしたアイランドキッチン。深い青に塗られたリビングは、ご夫婦でDIYで仕上げました。 キッチン背面のオープン棚や玄関の靴棚、ご夫婦でDIYで仕上げたテーブルには、足場板を利用し、リビングに貼られたブリックタイルとともに、よりヴィンテージな雰囲気を醸し出しています。

ヴィンテージ調の無垢フローリングにブリックタイルが映える青い空間

初めてお会いしたのは、8月の暑い日でした。

リライフプラスをご覧になり、リノベーションを前提とした中古マンション探しという事でお問合わせいただき、それから約5ヶ月。ライフプランニングを行いつつ、いくつかの物件を一緒に見に行き、出会ったお部屋です。

全体的にヴィンテージな雰囲気を醸し出し、リビングの中心的存在のキッチンは明るいカフェ風に仕上げています。

元々は、玄関を入って廊下に沿って2間続きの洋室、正面にダイニングキッチン、その先に左右に洋室が2間ずつの3LDKでした。

間取りについてのご希望は、広めのリビングとベッドルーム、ウォークインクローゼット。
廊下沿いの洋室の一部+ダイニングキッチン+左の洋室で広めのリビングとし、右の洋室はベッドルームに。
廊下沿いの洋室は、仕切り方向を変え、ウォークインクローゼットとリビング続きの作業スペースにしています。

テーブル2台を並べて置ける、約2坪の作業スペースは、広すぎず狭すぎず、集中するのに程よい広さだと思います。
勝手に、男の籠り部屋(または泣き部屋)と呼んでいますが、この2坪をいかに確保するかが、私のリノベーションのテーマでもあります。

リビングの青は、ご夫婦とお友だちで塗りあげました。
ここまで広い空間は、初めての方ではなかなか体力と時間がかかるもの。

青と紫、マンションリノベーションではなかなかない組み合わせで、多少不安でしたが、想像以上にバランスが良く、落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

キッチンに吊ったハンギングポットラックは、IKEAで材料を購入した、お二人の自作の品です。

リビングと作業スペースにあるテーブル3台も、杉の足場板と鉄脚を別々に購入しお二人で組み上げています。

リビングの塗装とテーブル3台、ハンギングポットラックと、充分にDIYをご堪能いただけたと思います。
色選びやDIYについて、私も新たに学ばせていただいたお部屋でした。

玄関:土間打ち 靴収納の棚は、杉の足場板
床:クリ無垢フローリング
壁:クロスの上から塗装仕上げ
キッチンの一部は羽目板、洗面室一部はオーク無垢材
ドア:無垢板のドアに塗装
洗面台:現場造作

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