April 8, 2012
written& photo  by 四方田 裕弘

今回の散歩道は三鷹にある、国立天文台です。
港区飯倉(今のロシア大使館辺り)を拠点としていましたが、大正14年に三鷹に移設され現在に至っています。
移設時に建設された天体望遠鏡など、国指定重要文化財や登録有形文化財がいくつも保存されています。
日本の天文学の歴史を肌に感じる事ができ、広大な敷地には、当時の日本家屋を改装したこども向けの図書館や広場があり子供連れでも充分楽しめます。
当時の建物や天体望遠鏡もありますので、建築物好きにもお勧めです。

エントランス

日本国内のみならず海外にも点在する天文台や観測所の本部というだけあって、なかなか威厳のある建物です。
かつての三鷹の森の雰囲気を残している木々よりも低い建物が、風格を増しているように思います。
海外の観測所のひとつであるアタカマ高地のチリ観測所(アルマ望遠鏡)は、250キロを歩いた地であり、親近感が湧きました。

住所:東京都三鷹市大沢2-21-1
京王線の調布駅又は中央線の武蔵境駅からバス便です。

天文台三鷹キャンパス

March 5, 2012
written& photo  by 小倉 駿二朗

今回の散歩道は港区の三田・麻布十番・六本木です。
三田といえば慶應義塾や大使館をイメージする方が多いと思いますが、丁目によって街の顔ががらりとかわる散歩向きの街なんです。二丁目の高台には高級住宅地や三井倶楽部にオーストラリア大使館、低地には慶應義塾大学。三丁目は商業地が広がり四丁目は寺町となっています。そして一丁目と五丁目の古川(渋谷川)沿いは昔ながらの住宅や商店街が広がっており、昭和の東京が今も色濃く残る貴重な場所です。

三田

麻布十番
古くは麻布村の低湿地帯であった場所を江戸時代に河川改修などによって干拓、開拓が進み、明治時代には神楽坂と並ぶ繁華街に発展したそうです。今では洗練されたオシャレなイメージが強い麻布十番ですが昔ながらの老舗も多く歩いてみると印象が変わるかもしれません。因みに麻布十番商店街の中に、たいやき発祥の店であり「およげ!たいやきくん」のモデルとなった有名なお店もありますので、散歩の際には是非食べてみて下さい。

かえるさん

六本木

日本屈指の若者の街であり、六本木ヒルズを代表するビジネスエリアや高級マンションエリア、大使館も数多くある六本木もまた様々な顔を持つ街です。昔は日本軍の軍事施設が置かれ終戦後は米軍駐留地になった事から今でも外国色が強い街となっています。地名は6本の松の木があったことに由来する説と青木氏、一柳氏、上杉氏、片桐氏、朽木氏、高木氏の各大名屋敷が存在したことに由来する説があります。
三田・麻布十番・六本木を歩いてみると都会の中心地でありながら昭和の色も残し、街が発展していく様を感じる事ができます。機会があれば是非歩いてみて下さい。

二宮金次郎

January 23, 2012
written& photo  by 福永 夕太

今回の特集は沖縄です。羽田から飛行機で2時間半。天気予報で日本地図を見ると「鹿児島のちょっと下」だと思っていましたが、結構ありますよ。グーグルマップを見ると直線距離の目分量で名古屋と鹿児島くらいの距離があります。さて、沖縄と言えば透き通るようなきれいな海ですが、歴史や文化、建築物、料理が面白い。それと何よりも人が優しい。気候もいい!(行った時は1月で20℃。東京は4℃。パーカーで十分過ごせる気候でした。湿度も高いから乾燥肌とは無縁な世界。一度きりの人生だから、こういうとこで暮らしたいなって思う人もたくさんいるんだろうな。僕自身は東京に住んでいるのですが、沖縄に来てみて「良くも悪くも都会に暮らしている」んだなと思いまし た。

海

名護市庁舎 沖縄はタクシーの初乗りが480円でした。それはともかく、【奇想遺産 世界の不思議建築物語】っていう本を持っているのですが、その中に出てくる名護市庁舎を見てみたくて行ってきました。右の写真がそれです。1981年に「象設計集団」というところが設計しました。コンクリートとピンクのブロックを組み合わせた傾斜屋根に、ブーゲンビリアの緑がかぶさります。地場のコンクリートブロックによって現代感覚で集落を表現し、当初は冷房なしも実現、エコロジーの発想を先取りしました。画期的なあり方は、 ポストモダンに警戒的だった我が国の建築界に大きな衝撃を与えました。建築が好きな人には是非お勧めしたいスポットです。駐車場に「わ」ナンバーは一台も止まってませんでしたが(笑)

食材

国際通りと夜の沖縄

国際通りは、当時は何もなかった国際通り周辺に、戦後の人々に娯楽を楽しんでほしいとの事から米軍政府と琉球政府の協力で民間会社がこの劇場を建設し、アメリカの従軍記者で第二次世界大戦中に沖縄地上戦で亡くなったアーニーパイルの名前を付け、「アーニーパイル国際劇場がある通り」から「国際通り」と呼ばれるようになったそうです。国際通り自体は、どこの街にもある雰囲気ですが、一歩中に入ると古くからの「那覇市第一牧志公設市場」があり、青い魚や豚の頭や、でかいエビが売ってまして、活気があります。あとは、観光客向けではありますが、民謡を聞きながら沖縄料理を食べつつ、踊ってみたりっていうのが、ベタではありますが沖縄の夜を彩ります。となりの席で飲んでいた鹿児島からいらした、おじさまと一緒に泡盛で乾杯しました。

国際通りと夜の沖縄

November 5, 2011
written& photo  by 小倉 駿二朗

今回の散歩道は大井町駅からスタートして青物横丁・鮫洲・立会川へと品川区大井地区を中心に歩いて来ました。
じっくりこのエリアを歩くのは初めてだったのですが、下町?闇市?昭和?かと思えば、高層ビルや企業の本社が多く集まる場所だったり、江戸時代からの由緒ある社寺があったりと、散歩をするにはもってこいの歴史と文化が入り混じった街です。

また立会川駅の周辺は薩長同盟や大政奉還に尽力した坂本竜馬とゆかりがある場所なんです。以外に思うかもしれませんが、ペリー率いる黒船艦隊が訪れた際に欧米諸国の江戸侵略に備え土佐藩は立会川河口に砲台を据えて警護にあたりました。その時に江戸で剣術の修行をしていた若き日の竜馬も警護に参加していたそうです。

立会川駅前の北浜川児童遊園には写真の竜馬像が設置されていますので、竜馬ファンの方は機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

坂本竜馬像

東海七福神

東海道五十三次の第一の宿場となった品川、そのせいもあってかこのエリアにはたくさんのお寺や神社があり、沿道には由緒ある社寺が多く古くから七福神が祀られ今では東海七福神として多くの人が訪れています。

因みに七福神めぐり(七福神詣)として盛んになったのは江戸時代の中期頃からで、正月の元旦から七日にかけてそれぞれのお寺、神社を一年間の幸福を祈って巡拝していたそうです。
七福神めぐりは初詣もかねていますので、お正月にのんびりと散歩しながらお参りに行くのも良いですね。

東海七福神

東小路飲食店街
東急大井町線、大井町駅東口の直ぐ側には闇市?と思わせるディープな飲み屋街があります。入口に東小路飲食店街と書かれた看板をくぐると昭和の匂いを残す飲食店が立ち並びます。

最盛期の昭和40年代頃には100件程の飲食店がひしめきあい、今でも50件程のお店が軒を連ねています。飲食店街先にはすずらん通りへと続きます。この通りもまた昭和を色濃く残したディープな世界。その中で「きたなトラン」で星三つ獲得した旨い・安い・デカイが売りのブルドックが有名なお店のひとつ。
まだまだ、お店を紹介したいところですが、それは実際に行ってからの楽しみに取っておいて下さい。

東小路飲食店街

October 15, 2011
written& photo  by 小倉 駿二朗

今回の散歩道は港町横浜の中区(山下町・みなとみらい等)を中心にご紹介したいと思います。
住みたい街としても大人気の横浜、そもそも横浜の由来ってどこから来てるのでしょう?
諸説ありますが調べてみると、昔は横に向かって長く伸びる浜があったそうで、地形が横浜の由来となったそうです。因みにその当時のは横浜村と呼ばれていました。

横浜村を一変させたのは、あのペリー提督率いる黒船艦隊、日本の玄関口の一つとなった横浜は様々な文化をいち早く取り入れる国際都市として発展し始めます。
横浜発祥の物ですとアイスクリーム・カクテル・写真・テニスコート・鉄道などが有名です。現在でも明治から昭和初期に建てられた建物が多く残り、明治から平成までの移り変わりを今でも楽しめる貴重な街です。

みなとみらい地区の夜景

ホテルニューグランド本館
山下公園通りをはさんで、山下公園の真向かいに昭和2年(1927年)に建てられた名高いクラシックホテルです。
関東大震災の際に多くのホテルが倒壊したのを受け、復興計画の一環として建設されました。

開業時からチャーリー・チャップリンなどのスター、皇室や英国王室といった賓客が多く訪れていました。また、1945年には来日直後のマッカーサーが滞在した事でも知られています。(wiki参照)

ホテル内に入ると創業当時の大階段や椅子など「クラッシックな雰囲気」などではない、本物と出会う事が出来ます。なんと言いますか、歴史に直接触れる事が出来る特別な場所です。

ホテルニューグランド

Bar・Cafe

桜木町から野毛、日本大通り、山下町と歩いてみると、一本通りを渡っただけで全く違う街になり、街の顔の移り変わりを感じるのも、このエリアの面白さ。
街の顔が変わると、そこにあるお店もまた変わって良いんですよね。散歩してると気になるお店が多すぎて、ついついハシゴしてしまいます。
昼は海外にあるようなオープンCafeで夜は老舗のBar、自分にあった横浜を楽しんでみて下さい。

Cafe
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