それぞれどう違う?住宅ローンの金利の種類と特徴

「中古マンションの購入を検討しているが、どのような金利タイプの住宅ローンを選んだらよいのかわからない」という悩みを抱えている人が少なくありません。そういった人のために、この記事では固定金利と変動金利の特徴などを解説していきます。低金利の今、どちらかが正解というものではなく、それぞれの特徴を把握したうえで自分に合ったものを選ぶことが大切です。ぜひ参考にしてください。

住宅ローンの金利とは?

中古マンションの購入やリノベーションなどで住宅ローンを組む際、やはり気になるのが金利です。住宅ローンは金額が大きいうえ、20年や30年といった長期の返済が当たり前です。そのため、金利が少し違うだけでもトータルの支払い額が大きく変わってきてしまいます。また、「金利タイプの選択」にも注意する必要があります。金利には大きくわけて「固定金利」と「変動金利」の2種類があり、その中に更にいくつかの種類があります。

住宅ローンの金利の種類 ~固定金利編~

では、住宅ローンの金利にはどのようなものがあるのでしょうか。まずは固定金利の種類から見ていきましょう。

全期間固定

「固定金利型」の住宅ローンにはさまざまな種類がありますが、代表的なものが「全期間固定型」という形式です。文字通り当初の金利が完済まで固定されるもので、確実に返済計画を立てやすいというメリットがあります。将来の返済計画の予測が立てやすいので、安心かつ安定したローン返済をしていくことができます。

反面、他の金利タイプに比較すると、金利が高くなる傾向があります。また、市場の金利が更に下がった場合でも、当初の金利がずっと続くことには注意が必要です。しかしながら、超低金利の時期にローンを組むことができれば、トータルの支払額はかなり低く抑えられる可能性があります。

固定金利特約型

2、3、5、10年等、一定期間だけ金利を固定できる金利タイプです。設定した固定期間終了後には自動的に変動金利型となりますが、その時点の金利で、固定金利特約期間を再設定する事も可能です。

変動金利よりはやや金利は高くなりますが、全期間固定よりも金利が低く設定されることが多く、金利が固定されている10年以内に繰り上げ返済でどんどん返済されたい方や、10年後に退職金で全額完済予定など早めの返済を予定されている方に向いています。

住宅ローンの金利の種類 ~変動金利編~

次に変動金利の種類を見ていきましょう。

変動金利型

「変動金利型」はもっとも金利が低くなるタイプの住宅ローンです。短期プライムレートなどの市場金利に合わせて6ヶ月ごとに金利が見直されることが一般的です。固定金利型に比べれば月々の支払いが少ないというメリットがありますが、市場の金利が上がるとローンの金利も上がるので留意する必要があります。

金利が上がる場合、毎月の返済額の利息の割合が上がってしまうので、元金に充当するはずの返済額が目減りしてしまいます。そのまま金利が下がらなければ、5年に一度の返済額見直しの際に、毎月の返済額が上がることが決定されます。ただし、一度の返済額アップはそれまでの返済額の1.25倍以内という25%ルールが設けられている金融機関が多いです。もちろん金利が下がった際には逆の状況となり、毎月の返済額が下がります。

上記で紹介したように、固定金利型や変動金利型にはさまざまな種類がありますが、もちろんそれぞれにメリット・デメリットがあります。そのため、金利タイプ自体の優劣を判断することはほとんど意味がありません。それよりも切なのは、自分のライフプランにマッチした金利タイプや支払い方法を選択するということです。

そのためには、まずは自分のライフプランを見直して、毎月の返済額などを明確にすることが大切になります。「今の自分はいくらぐらい借りることができるのか」「毎月いくらぐらいローンの返済に充てられるか」「この先の収入に変化はあるか」などなど、とても大切なことですが、自分だけの判断ではわからない部分もあると思います。

そのような場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談されることをお勧めします。また、しっかりとした資金計画を立てるうえでも、FPなどのプロに相談して住宅ローンの選択を行うことをお勧めします。FPは資産運用のプロとしての客観的な意見を提供するだけでなく、住宅ローンの金利タイプなどについてもさらに詳しい情報やアドバイスを提供することができます。例えば、金利タイプを選ぶさいも、「固定金利」「変動金利」のほかに、ふたつを併用したミックスプランの金利商品もありますので、その方に合った最適な支払いプランの提案を受けることが可能です。

中古住宅を購入する際は、諸費用の問題や住宅ローン控除などの税金にかかわる問題など、総合的に資金計画を立てる必要があります。さらに金融機関との折衝なども必要です。自分ひとりで行うことは簡単ではありません。少しでも不安がある場合は、お気軽にゼロアパにお問い合わせください。

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