共働き夫婦が陥りがち! 貯金ができない理由と貯金方法

2016年に総務省が行った労働力調査(基本集計)によると、夫婦世帯の中で共働きの世帯は39.5%もいる事が分かっています。2人分の収入を得られるので貯金も多くできそうですが、思ったように貯金をすることができない夫婦も少なくはないでしょう。この記事では貯金をすることができない訳を考え、少しでも貯金を増やしていく方法を紹介します。

共働き夫婦の平均貯金額は?

2016年に行われた総務省の家計調査(家計収支編)に、共働き夫婦の1世帯あたりの平均貯金額が公表されています。それによると、29歳以下で「307万869円」、30代で「397万31円」、40代で「436万505円」、50代で「466万459円」と、年齢が上がるにつれ平均貯金額が増えている事が分かっています。
また、全国消費実態調査によると、子供がいるかどうかによっても平均貯金額が変わることが示されています。子供がいない場合の平均貯金額は30代で「約634万円」、40代で「約1233万円」ですが、子供がいる場合には30代で「約415万円」、40代で「約614万円」となっています。子供がいる場合では平均貯金額自体も減少していますし、全く貯金がないという世帯も3割程度あるのです。

共場働き夫婦が貯金できないのはなぜ?原因と解決方法

共働き夫婦の場合、全収入の3割~4程度の額を貯蓄に回すのが理想的だと言われています。子供がいる場合はその分どうしても支出が増えるので貯蓄に回す割合は減りますが、それでも2割程度の額が貯蓄に回せると良いようです。

夫婦共働き世帯の平均月収は49万2,000円(※全国消費実調査調べ)となっており、税金などを差し引いた手取りの額は43万9,000円です。生活にかかる支出の平均額が32万9,000円とされているので、約11万円を貯蓄に回せる計算になります。11万円は43万9,000円の約25%にあたるので、この金額を目安に毎月の貯蓄について考えると良いでしょう。

平均月収と同じ位の収入があっても貯金できていない人は、なぜなのか、原因を考え解決していく事が重要になります。以下で主な原因を見ていきましょう。

独身時代の無駄な支出を見直していない

共働きの夫婦ではお互いに収入があるため、生活水準を上げたり、自由に使うお金が増えてしまうために、支出も多くなる傾向があります。特に独身時代に無駄な支出が多かった人は、自由に使えるお金が減ってしまうのを嫌い、支出の見直しをしていない人も少なくありません。無駄な支出を見直し、ライフスタイルを改めることで貯蓄に回せるお金が増やせるかもしれません。

お互いの預金額、収入などをきちんと相談できていない

共働きの夫婦の中には、お互いが自立し、自分のお金は自分で管理するという形をとっている方々もおられます。家計にかかる支出も分担して負担しているというケースもあり、その場合、その他のお金に関してお互いがきちんと把握できていない場合があります。支出を分担するのは決して悪い事ではありませんが、その場合は、一歩踏み込んで、お互いの貯金額や収入などを把握しておく必要があります。そのうえで、それぞれのお金についてだけではなく、夫婦としての家計全体の相談や将来設計に対しての考え方を一にすることが大切なのです。

財布を別々に持っている

財布を夫婦別々にしている場合、相手に気を遣うことなく、趣味や娯楽に好きなだけお金を使ってしまう人もいるようです。自分で稼いだお金は自分の為に使うものという意識が強く働いてしまうと、どうしても消費する金額が膨れがちです。万が一の事態の時や、今後のライフスタイルの充実のためにも財布を夫婦別々にするよりは、家計用のお財布はひとつにまとめる方がよいかもしれません。

収支を明確にして把握する事は貯金をしていく上で最も重要であり、無駄な支出を減らす事にも繋がるのです。たとえそれが別々に稼いだお金だとしても、一組の夫婦としてのお金であり、決して個々だけのものではないという認識を強く持つ必要があります。

おすすめとしては、「マネーフォワード」というサービスを利用し、口座を連動させて家計を把握するのも一つです。夫婦で家計について前向きな話ができるので、それだけでお金に対する意識が高まります。

貯蓄用の口座を所持していない

貯蓄用の口座を所持しておらず、生活費の口座だけしかない場合も貯金が増えにくい傾向にあるとされています。1つの口座で貯金を管理している場合は、ある程度の金額が口座に入っている事で安心感が大きくなります。安心感があると貯蓄をするという意識が薄れ、無駄な消費をする額が大きくなりがちです。

特にクレジットカードを利用している人は、生活費の口座にお金がある事で大きな買い物への抵抗感が薄れてしまいがちです。そのようなことにならない為にも、貯蓄専用の口座を設け、給料が振り込まれたらすぐに貯金する分を入金するように習慣づけましょう。生活費の口座に多くのお金が集まる事がなくなれば、無駄な消費を減らそうという意識が徐々に芽生えます。そして、新しく設けた口座の額がだんだん増えていくことで楽しく、励みにもなるはずです。

将来のことを考えてない、ライフプランを組み立てられていないため

夫婦で共通の目標や夢を共有しておらず、将来のライフプランがない事で貯金できない人もいます。特に子供を欲しいと考えている夫婦の場合は、女性が一時的に働けなくなる事も考え計画的に貯蓄をしていかなければなりません。また、共働きを続けるにしても、子供がいない頃と同じだけの時間を仕事にかける事ができず、給料が減る事も考えられます。自分達の将来の事をじっくりと相談し、ライフプランを組み立てる事によって目標を持った貯金ができるようになります。

共働き夫婦の場合、夫婦どちらかが働いている世帯に比べると平均月収が高くなることが一般的です。貯金ができないのには、できないなりの理由が必ず存在します。

もし、貯金ができずに悩んでいる場合は、将来の為にも上記の事を参考にして貯金するようにしましょう。今後のライフプランに悩んでしまいいろいろと計画が立てられない場合は、ぜひゼロアパへご相談ください。

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