マイホーム購入時にありがち! 夫婦での意見の対立の理由と円満のコツ

いざマイホームを購入という段階になり、夫婦間でお互いの希望や住宅ローンのことなど意見を交わしていくと、日常の生活では気づかなかったお互いの考え方の相違が出てしまい、どうしても意見が折り合わないことも時にはあるかもしれません。せっかくのマイホーム購入が原因で夫婦の仲が気まずくなったりしないよう、事前に問題になりやすいポイントと円満解決のコツを把握しておきましょう。

マイホーム購入時に意見が対立! 主な理由

では、マイホームを購入する際には、どんなところで対立してしまうのでしょうか。ここでは、実際にお客様からお伺いした例を紹介します。

マンションを購入するのか、一戸建てを購入するのかで対立

マイホーム購入時は、どうしても様々な場面で夫婦の意見が衝突しやすくなります。意見が分かれやすいひとつが、マンションを購入するか、一戸建てを購入するかという点です。

マンションと一戸建てでは、もちろんそれぞれにメリット・デメリットがあるため、お互いが立場を譲らないと話が前に進まなくなってしまいます。どちらにすべきか迷ってしまい、結論がまとまらないこともあるかもしれません。

新築マンションにするか、中古マンションにするかで対立

仮にマンションに決まったとしても、新築マンションにするか、中古マンションにするかで揉めてしまうこともあります。

金額・予算面での対立

金額・予算面で対立する可能性も高いでしょう。夫婦のどちらかひとりだけが住宅ローンを組む場合などは、一方のみが債務者本人になるため、どうしても夫婦共通のお金に対して心情的、かつシビアになることも多かもしれません。立場が異なるため、折り合いをつけるのはなかなか難しいでしょう。

間取りや設備面での対立

インテリアにこだわるご夫婦であれば、間取りや設備面で対立することもあるでしょう。内装に関しては奥様が強い要望をお持ちであれば、現実的なご主人と予算との兼ね合いで意見が合わず、何かと対立しがちです。インテリアの好みが合う夫婦であれば、どこかで折り合いをつけることも可能ですが、二人の好みが全く異なると、決着をつけるまで時間がかかることもあるでしょう。

どこに家を買うか、立地面で対立

どこに家を買うか、立地面で対立する可能性もあります。毎日電車通勤する場合、会社までの通勤時間も重視して購入したいと考える方もおられます。反面、駅から近い利便性も大切ですが仕事以外の時間を騒音の少ない閑静な住宅街や近くに公園があることなど、周辺環境を重視して選びたいと考える方もいるでしょう。間取りや設備はマイホーム購入後に変更することができますが、立地を変えることはできないので、夫婦間で意見が異なる場合は実際に現地を訪れるなどをしたうえで、慎重に判断しなければなりません。

夫婦のどちらかが物件購入に乗り気ではない

そもそも、ご夫婦のどちらかが、自宅の購入に乗り気ではないという場合、マイホームの話を進めること自体が難しくなってしまいます。ずっと賃貸住宅に住む方が良いと考えていたり、今買うべきなのかなどと、どちらか一方が迷っている状況ではマイホームを購入するように説得するのはなかなか難しいでしょう。

マイホーム購入のための夫婦円満策

せっかくマイホームを購入するのに、夫婦の意見がいつまでも対立したままでいるのは良くありません。マイホームを購入する前に、意見の違う部分をお互いに納得する形で終わらせるための策を知っていると、夫婦間の対立を避けながら話を進めていくことができマイホーム購入の夢が現実になるでしょう。

上限予算をきちんと決めておく

お互い理想を主張しているばかりでは、いつまで経っても話が進みません。マイホーム購入の話がでたら、お互いの理想や夢の話はひとまず置き、その前に、まずはしっかりと予算を決めておきましょう。最初に予算の上限をきちんと決めておけば、お互いの意見が分かれたとしても現実的に、折り合いをつけることができます。予算が分かれば、希望の物件の選択の目安となり、その中でお互いの夢や希望の優先順位をつけて物件選びを進めていくことができるようになるので、お互いの意見も一致しやすいばかりでなく合理的に条件を絞り込む効果があります。

まずは現在の年収と将来の年収を考え、いくらぐらいまで住宅購入のためにお金を使えるのか、おおよその予算を算出してみましょう。予算が決まれば、どのような家を購入できるのか、どこまで設備を贅沢にできるのか判断しやすくなります。

それぞれ誰がどこの部分を決めるかの役割を分担する

マイホームの話を進めていく上で、すべてを二人だけで決める必要はありません。お互い得意なところで役割分担をしておくと、つまらない対立を避けることができます。

例えば、住宅ローンなど金融機関とのやり取りは主に夫が担当し、物件の絞り込みなどは妻が優先的に。というように、お互いの役割を決めると、結果的にお互いよく話し合うことになり、全体的な物事がスムーズに進んでいくようになるでしょう。物件の購入後においても、ご主人がとりたててインテリアのこだわりがないのであれば、奥様に全部任せてしまいましょう。そうすることによって、衝突しやすい部分を減らしていくことができます。

どうしようもなくなったら不動産会社に相談を

マイホームを購入するとなると、どうしても二人で決めなければいけない作業が多岐にわたります。そのなかで、意見が合わないことも出てくるのは致し方ないことかもしれません。夫婦だけでは、マイホームの話を進められなくなったときは、不動産会社に相談するのもひとつの方法です。不動産会社には当然、マイホーム事情に詳しい不動産のプロがいるため、プロならではの適切なアドバイスをもらうことができます。

客観的な判断をしてもらえるため、今まで、二人だけでは気づくことができなかった問題や、意見の相違の原因になっていた点を解決することができるでしょう。困ったときは既にマイホームを購入した友人や知人に相談するのもよいかもしれません。ただ、その情報が今とは多少違うこともあるので注意が必要です。マイホームは夫婦にとって大きな買い物になるので、困ったときは不動産会社に相談して、適切な判断を仰ぎましょう。プロの意見をうまく取り入れていくと、マイホーム購入の際に後悔することが少なくなります。

マイホームを購入することは人生をより良くするための手段のひとつにすぎません。お互い主張ばかりせずによく話し合うことが大切です。どうしても意見が食い違ってしまう場合には、不動産会社に相談をしてみましょう。マイホーム購入に悩んでしまった場合には、ぜひゼロアパにお問い合わせください。

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